食事介助

食事介助について

介護現場でも、最も重要な仕事の一つである、食事介助についてご説明します。
また、食事というのは、ただ単に栄養を摂取し、病気や生命力を保持するだけでなく、
人間にとって、楽しみや喜びのような、大切な行動の一つであると言えるのです。

 

 

ですから、介護職の仕事としては、ただ単に口の中に運べば良いというわけではないのです。
しかし残念ながら、実際の介護現場では、忙しい中、複数の利用者の介助が必要なため、
理想の食事介助などとはほど遠い介助が行われている場合が多いようです。

 

以下は、施設によっても様々ですし、何が正解で、何が間違っているかは、一概には言えません。
参考程度にして下さい。

 

 

理想の介助

職員が横に付いて、職員も食事をしながら、ゆっくり一対一で、利用者にあったペースで行う。
一対一なので、利用者の好みや順番などもある程度は聞くことができますし、会話も出来ます。

 

実際の介護現場での業務

利用者を何人か横に並べさせ、職員が前に立ち、利用者の口へ順番に運ぶ方法。
複数の利用者を一度に介助するので、個人の好み、食べる順番などは、ほぼ無視となってしまう。

 

 

 

施設などの場合、介護度や利用者数にもよりますし、運営方針なども異なりますが、
食事を流れ作業の様にさせられてしまうのは、利用者にとっても、耐え難い苦痛があるでしょう。
しかし、実際は、後者の様な方法で行なっている施設も少なくないのが現実です。

 

 

ですから、食事介助に楽しいイメージがある方は、少し覚悟が必要かもしれません。
また、認知症などがある利用者は、食事をキレイに食べず、ぐちゃぐちゃにしてしまったり、
食べこぼしが多かったりするなど、キレイな食べ方をしてくれるとは限りません。

 

 

食事介助は、会話などをしながら、ゆっくりと一緒に食事を楽しむというのが理想と言えます。
しかし実際には、理想にはほど遠い介助が行われている施設も多いのが、現状です。
施設によって様々ですが、少しでも利用者の気持ちになって食事介助を行なってあげて下さい。